ブルバスター

ネタバレを含みます。ご注意下さい。

 

 原作未読。小説原作のメディアミックスらしい。

 良かった方の普通。テーマになっている零細企業のリアルな経営はしっかり描かれていて、経費削減から資金調達までシビアな面まで踏み込んでいた。人物に関しても社長や経理などの立場の考え方がでていて会社のリアルさがあった。

 惜しむらくは沖野の性格が共感できなかった。序盤で失敗して周りの社員に支えられたのに、鉛に対して敵愾心を丸出しで接していたことが気になった。塩田化学を敵対視していて、そこから出向している鉛に対してきつく当たるのはわかるけれど、視聴側からすると「ああ、コミュニケーション能力に問題あるタイプか」とわかるので自分中心な思考しかできないように見えてしまった。まあ最後はアツい感じになっていて悪い印象では終わらなかった。

 作画は良かったです。重機って3DCGと相性がいいし、人物も崩れずに最後まで見られました。

 2期は無しだと思います。原作が3巻完結で、最後まで放送したっぽいので1期で終了でしょう。一応最後は鷲津を追う感じで終わっていたので制作しようと思えば制作できそう。

 

以上、「ブルバスター」の感想でした。