ブルバスター

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 原作未読。小説原作のメディアミックスらしい。

 良かった方の普通。テーマになっている零細企業のリアルな経営はしっかり描かれていて、経費削減から資金調達までシビアな面まで踏み込んでいた。人物に関しても社長や経理などの立場の考え方がでていて会社のリアルさがあった。

 惜しむらくは沖野の性格が共感できなかった。序盤で失敗して周りの社員に支えられたのに、鉛に対して敵愾心を丸出しで接していたことが気になった。塩田化学を敵対視していて、そこから出向している鉛に対してきつく当たるのはわかるけれど、視聴側からすると「ああ、コミュニケーション能力に問題あるタイプか」とわかるので自分中心な思考しかできないように見えてしまった。まあ最後はアツい感じになっていて悪い印象では終わらなかった。

 作画は良かったです。重機って3DCGと相性がいいし、人物も崩れずに最後まで見られました。

 2期は無しだと思います。原作が3巻完結で、最後まで放送したっぽいので1期で終了でしょう。一応最後は鷲津を追う感じで終わっていたので制作しようと思えば制作できそう。

 

以上、「ブルバスター」の感想でした。

16bitセンセーション ANOTHER LAYER

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 オリジナルアニメ。メイ子が主人公の別設定の漫画版があるらしい。

 普通。面白い方の普通。

 展開はよくあるタイムリープもので、タイムリープして歴史改変して元の歴史を取り戻すため最後のタイムリープへ・・・って感じ。テーマがエロゲーエロゲーの歴史みたいのが見れて面白かった。最後の方は結構とんでも展開に感じたけど、えーっ・・・っという感じではなかったので楽しめた。

 あとキャラデザが『神のみ』の若木 民喜で好きなデザインだったw

 作画は安定して良かったです。気になる箇所は無かった。

 2期は無いと思います。オリジナルかつ最終回できちんと締まっているので終わりでいいと思う。

 

以上、「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」の感想でした。

陰の実力者になりたくて! 2nd season

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 原作未読。1期視聴済み。

 出来のいい2期なので多くは語る必要はないけど相変わらず面白い。七陰の敵に対する対応とシャドウに対する対応とか世界の深刻さとシャドウの設定解釈とか緩急が上手だと感じる。世界とシャドウの温度差でクスリと笑えたり、戦闘のカッコよさでワクワクしたりどんどん次が見たくなって自分に合ってるアニメだと感じた。1期を楽しめたら間違いなく2期も楽しめるクオリティになっている。

 作画は最上です。キャラ造形、戦闘の迫力、よく動いて安定している。ハイレベルな作画だと思います。

 3期は発表されていないけれど劇場版が発表されているので視聴予定です。3期があるなら劇場版の最後に発表ありそう。

 

以上、「陰の実力者になりたくて! 2nd season」の感想でした。

私の推しは悪役令嬢。

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 原作未読。

 悪役令嬢の恋路を応援するストーリーかと思いきや、ガチ百合展開ストーリーでした。主人公のレイが悪役令嬢のクレアの事を好きだ、好きだというけれど推しという意味だと思って視聴していたのだけれど、途中で重い感じを出してガチだとやられても「お、おう・・・」としかならなかった。最初から恋愛感情だとはっきりした方が受け入れられたと思う。

 レイのテンション高すぎでちょっと見づらかった。シリアスな展開との落差を狙ったのかもしれないけどテンポの悪さというか唐突さを感じてしまった。

 作画は普通。特筆する部分は無いけど安定した品質でした。

 2期はあるのかな?原作はあるみたいなので制作されればとりあえず視聴枠だと思います。

 

以上、「私の推しは悪役令嬢。」の感想でした。

ミギとダリ

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 原作未読。

 シュールギャグミステリー?みたいな感じ。登場人物は真面目に行動しているのに、言動がコミカルで面白い。独特なセンスなので人によって好き嫌いがはっきりすると思う。キャラデザも特徴的なのでそこも好き嫌いが出ると思う。シュールなところを楽しめるし、母親の仇を探すというミステリーの部分も楽しめる。ミギとダリだけではなく周りとの人間関係が変化していくところも見所になるかと思う。

 最終話で園山夫妻が秘鳥ではなくミギとダリであると気づく展開は読めたけれど、それでも心に響くシーンになっていたので素直に良かったと思うし、演出が上手なのだなと感じた。

 人は選ぶけど面白い作品だと思う。

 作画は良いです。最後まで安定していた。

 2期は原作完結済み、最後まで放送したらしいので無事完結ですね。

 

以上、「ミギとダリ」の感想でした。

聖女の魔力は万能です Season2

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 原作未読。Season1は視聴済み。

 Season1が楽しめたら同じく楽しめると思う。セイはよく「やらかす」けど人を助けたいって気持ちがあって、落としどころを探して対応するので不愉快にならなくて良い。

 男性陣も思いを寄せるけど、大人が大人の対応で恋愛をするからハーレムっぽさが無くて見やすい。後半になるにつれ恋愛要素が増えていくので興味が無い人は後半つらいかもしれない。でも全体た的には楽しめた良作だと思う。

 作画は普通でした。悪くは無いけど安定していなかった。明らかに原画担当の違いがわかるぐらいでした。

 3期は原作ストックが少ないため、制作されてもしばらく後になりそうです。ただ黒い沼も片付いてアルベルトと思いが通じたのでここで終わりでもいいと思う。

 

以上、「聖女の魔力は万能です Season2」の感想でした。

でこぼこ魔女の親子事情

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 原作未読。

 ギャグよりのファンタジー日常系。見た目が幼い魔女と、彼女が育てた人間の女性の娘がイチャコラする日常の話。ビオラの親とか謎もあるけどほぼ触られないので、気にする必要は無いし、テンション高めだけどユルい感じで頭からっぽで見るといいタイプだと思った。

 あとは声優が豪華だと思うw。かわいい系の水樹奈々は久しぶりに聞いた気がした。

 作画は普通。安定しているしギャグ表現もあるので視聴で気になることはなかったです。

 2期は原作ストックはあるみたいなので、後はどれだけ人気が出るかだと思います。

 

以上、「でこぼこ魔女の親子事情」の感想でした。