ネタバレを含みます。ご注意下さい。
原作既読。
団地妻(生娘)が怪異に関わる話。
原作再現が良好なアニメ。怪異と戦うのではなく何とかやり過ごすタイプの展開。
不穏な雰囲気があって怪異譚らしさがあり、各ストーリーの終わりが救いのある終わり方なので後味の悪さが無いところもよい。化野くんと董子の会話の妙も良いところにかんじた。ただ最後の董子の態度は解釈不一致だった。化野くんへの気持ちはもっとさらっとして欲しかった。
作画は中の上でいいと思う。原作らしさのある作画で安定している。一部チープな表現はあるけれど、そこは許容でいいかと。
2期は無いと思う。原作と違う展開で締めており、原作と繋がらない展開になっているので、制作するとするならオリジナルか最後を無かったことにしないと繋がらなくなるので。
以上、「怪異と乙女と神隠し」の感想でした。