ネタバレを含みます。ご注意下さい。
原作未読。
生贄にされた少女と魔族の王の恋物語。サリフィも王様も相手の事を思って色々行動して優しいね、みたいな感じを出してるけども相手の事しか思ってないよねって感じる場面が多々。特に王様が色々考えて平和な世界にしようとしてるけれども、臣下に対しる説明が無さすぎてすぐにガオーする。力が強いものが偉いって価値観があるみたいだから別にいいんだけど宰相かわいそうでしょw
サリフィはサリフィで好き勝手動いて、周りが止めようとしても王様に好きにやらせろって言われて、結果上手く回るってなるからさらに宰相が不憫になるw
臣下からしてみたら生贄に連れてこられた敵対している国の村娘に好き勝手やらせるなんてとんでもない!ってなるのは自然なんだよなぁ・・・。展開に説得力が感じられないのよ。後半になればサリフィに実績が出来ているから好きにやらせるのは分かるんだけどね。
あとは良い意味で普通に見られた。戦闘あり、サリフィの優しさが誰かを救ったり、反乱があったり、王位簒奪の陰謀とか、あれ?この国ヤバくない?w
作画は良い、けど全体的に迫力が無い印象。元が少女漫画だからしょうがないかもしれないけど、それを加味して良の下ぐらい。
原作完結済みで最後まで行ったらしいので2期は無し。スピンオフが連載されているようなので原作が貯まったらスピンオフが制作されるかもしれない。今作は綺麗に終わっているのでこれで終わりでいいと思う。
以上、「贄姫と獣の王」の感想でした。